文章練習

鈴木君へ

僕はとても卑屈で自己評価が低いから、なにをされてもとても希望が薄く思えるんです。

誰かが僕を助けてくれると明確に言ってくれた時、僕に学びの、他の諦めている何かの幸福を与えると言った時、とても自分の存在を認められなくなるのです。
こんな僕を許してくれる方なんていないと思います。

でも、鈴木君、今度は、今度だけは僕はこの思いをぶちまけずに享受しようと思うんです。
普通の人ならきっと、何も何も思わずに受け入れるんでしょうね。だからそうしようと思うんです。
ありがたくそうするんです。それで、誰かが僕を責めるでしょうか。誰もが僕の影口を叩くでしょうか。それでいいのだと、僕が思えるのでしょうか。
思わなきゃいけないですね。

僕は例え自分の手の届く範囲だとしても、他人の楽しそうなのがにくく思えるのです。
こんな僕を助けてくれると言っても言わなくても、僕は憎いのです。多分、なにがあっても容易く享受できないのです。